角館のお祭り

  毎年9月7日~9日までの3日間、秋田県仙北市で行われております
 『角館のお祭り』は、旧角館町の鎮守である神明社と成就院薬師堂の祭で、
 国の重要無形民俗文化財に指定されています。

  旧角館町は佐竹北家の城下町で、武家の住む内町と町人の住む外町に
 別れて発展した町です。 祭りは外町を中心に行われ、『佐竹北家日記』
 元禄7年(1694年)に鹿島祭りとして初見されるが、神仏分離令などの
 影響を受けるなど、現在は7日に神明社の宵祭り、8日に神明社の本祭りと
 薬師堂の宵祭り、9日に薬師堂の本祭りが行われています。


  角館祭りの山には置山と曳山があり、動かない置山は高さが20mもあり
 黒木綿の背景を山に見立て、その前に人形を配した豪華なもので、神明社
 鳥居前と薬師堂前、立町の十字路などに置かれています。

  曳山は毎年組み立てられるもので、18の町内を単位に運行されます。
 18台の曳山には、笛、大太鼓、小太鼓、鼓、摺り鉦、三味線等により
 飾山囃子(おやまばやし)を奏する人たちが乗り、曳山が運行中は囃子を
 止めない決まりで、止まった山は死に山となります。

  参拝や上覧に向かうのが上り山(のぼりやま)、参拝後に曳き回される
 ものが下り山(くだりやま)とされております。 城下町の狭い道路では
 幅3mもの曳山がすれ違うのは難しく、山と山が交差する場合、慣例として
 上り山に通行の優先権があるが、双方が上りを主張したり、同格を言い張っ
 たりと双方の話し合い「交渉」が決裂すると、実力行使の曳山のぶっつけ
 あい『やまぶっつけ』が行われます。

 この『やまぶっつけ』が最大の見せ場となっており、8・9日には観光用に
 決まった場所と時間に行われますが、9日には夜更けごろから町内随所で
 行われ、朝方まで続けられます。




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